安心の基準

生産者紹介

芝寿しで使用する食材をつくって下さる、生産者の方をご紹介いたします。

お米

有限会社ばんば 代表番場睦夫さん 有限会社たけもと農場 代表竹本敏晴さん
農事組合法人北辰農産 舘喜洋さん 有限会社くらた農産 代表倉田久信さん

有限会社ばんば 代表番場睦夫さん

植物は動物より素直ですから、ちゃんと手をかけて愛情を注いであげないとダメ。

■芝寿しにおさめていただいているお米をつくるときに気をつけている事やこだわっている事はどんな事ですか?

芝寿しにおさめるお米は、とにかく気を使いますね。収穫時期を他におさめる時期と少し遅らせることで、お米を太らせたりします。
ちょっと2、3日家を空けることがあると、苗が心配で心配で家に帰ってきて、雑草が1本でも生えていたらガッカリ・・・自分の子どものように、気にかけ、大切に育てています。
植物は動物より素直ですから、ちゃんと手をかけて愛情を注いであげないとダメになってしまうんですよね。これは、芝寿しにおさめるお米に限ったことではありませんが、その点は気をつけています。
あとは、農薬や化学肥料は使っていないところですね。
農薬や化学肥料を使っているお米と、使っていないお米、見た目だけでは判断できませんが、食べてみたら甘みや食感が違います。
お客様より「ばんばさんのお米でおにぎりを作ると、時間と共に形が自然に整ってきて、食べる頃には、全部同じような形に整うのよ」と言われたことがあります。そんな事は無いだろうと思いましたが、有機肥料で育った粘りの強いお米には、不思議な力があるのかもしれませんね。

■このお仕事に携わっていてよかったと感じるときはどんなときですか?

「おいしかった」そういっていただけた瞬間が、一番、嬉しくって、楽しいときですね。
仕事中は、お会いしたことのあるお客様の顔を思い浮かべながら、苗を育てて収穫しています。
それから、試食・展示販売会に参加して有名なお米は売れ残っていたけれど、自分のお米がたくさん売れたとき。お客様に試食していただいて、自分のお米の味が認められた!と思うと、もの凄く嬉しいです。

■自分の作ったお米はここが違う!そう自慢できるところはどこですか?

私の作ったお米は、もちもちしているので、冷めてもおいしく召し上がっていただけます。
お米は魚沼産がおいしいと言われていますが、もちもちしたお米が好きな人、パラパラしたお米が好きな人、地域や個人によって好みはありますが、どこよりも、おいしいお米を作っています。

■これだけはいいたい!ということはありますか?

たくさんのお米から、米粒だけを見て、自分のつくったお米を見分ける事はできませんが、食べたら必ずわかります。「これが自分の味だ」と。それくらい自信をもってお届けしています。

有限会社 ばんば
石川県白山市宮永町187番地
TEL:076-276-1096
URL:http://www.banba.pos.to/

 

有限会社たけもと農場 代表竹本敏晴さん

いい土といい水があって、初めていいお米ができます。お米を育てることに必要なのは「土作り」。

■芝寿しにおさめていただいているお米をつくるときに気をつけている事やこだわっている事はどんな事ですか?

『こだわりのお米4つのルール』というものを芝寿しとの間で決めています。

  1. 肥料は有機率70%以上にする。
  2. 除草剤は1回のみ田植えの時期に使用する。
  3. 田植え後の病害虫防除は原則として行わない。
  4. 栽培方法や使用資材など栽培履歴を明確にする。

以上の4つのルールをきちんと守ってお米作りをしています。
ルールは4つですが、私のもうひとつのこだわりは、お米作りの基礎である『土作り』に力をいれていることです。

■『有機肥料で1回の除草剤使用』のお米と『化学肥料・農薬を使用』のお米とでは、何か明確な違いはありますか?

違いや『有機肥料で1回の除草剤使用』のお米だと簡単に証明することは難しいのですが、有機肥料で極力農薬を使用せずに育てたお米は、細胞がしっかりしているので虫に喰われにくいですね。
人間でも不健康な生活をしている人は、薬を飲んでいても病気をしやすいし、健康的な生活をしている人は薬なんか飲まなくても病気にはならないでしょう?それと同じことが、稲やお米にも言えます。

■こだわりの『土作り』について教えてください。

いい土といい水があって初めていいお米ができます。
白山の雪どけ水を使用しているのは石川県の農家はほとんど平等ですが、土は深く耕したり、ミネラルを施してあげないと、いい土にはなりません。
土は、進化するスパンが何百年とかかり、目に見えないことやまだまだ解明されていないことがたくさんあります。そこに働きかけて変化を実感できるのは、早くても5~10年かかります。お米は年に1回の収穫ですので、本当に効果を実感するまでに、2~3世代程かかることがあります。
そこに働きかけているというのは、もの凄く果てしないことですが、その土作りが私の生きがいですね。
少し余談になりますが、ここは九谷焼の産地なので、いい土には恵まれていると思います。陶芸用の土も田んぼの土も、粘土質が強すぎるとダメですし、かといってサラサラの土でもダメです。そのバランスが丁度いい土というのが、いい土じゃないかと思うのです。
稲は土から栄養を吸い上げるので、ベースとなる土作りがしっかりできていないと美味しいお米はできません。
うちでは、一般的に推奨されている土作りの方法より2~5割程深く、田んぼを耕します。先代から受け継がれる方法で生ワラを使用したり、堆肥をいれたり、さらにミネラルにこだわったりして、美味しいお米作りに適した土を作ります。
土作りが大切である事は、なかなか消費者の方には伝わりにくいですが、私はお米を育てることに一番必要なのは『土作り』だと思っています!

■自分の作ったお米はここが違う!そう自慢できるところはどこですか?

代々、土作りを受け継いできた田んぼで作っていること、稲が育つすばらしい田園風景、つまりロケーションですね。
収穫時は天気がいいと、白山が山々の間からぽっこり顔をだしていて、目の前に広がる黄金のじゅうたんと美しい光景を作ってくれます。
山で作ったお米は美味しいとよくいわれますが、平地で作っても負けないくらい美味しいお米を作りたい!そう思ったことが、私のこだわり米づくりの第一歩でした。
美しい自然の中で有機肥料・無農薬で育てられたお米は、どこのお米にも負けてませんよ。

有限会社たけもと農場
石川県能美市牛島町ロ175
TEL:0761-57-1919
URL:http://www.takemotonojo.com/

 

農事組合法人北辰農産 舘喜洋さん

風土がもたらす特性を最大限に活かして、土に優しい有機肥料でゆっくりじっくり育てています。

■芝寿しにおさめていただいているお米をつくるときに気をつけている事やこだわっている事はどんな事ですか?

霊峰白山を源にする手取川の清流と白山おろしの山風、風土がもたらす特性を最大限に活かして、土に優しい有機肥料でゆっくりじっくり育てています。
米作りは、天候も勿論影響しますが、風の影響ももの凄く大きいですね。よく魚沼産や山手のお米がおいしいと言われていますが、それは、日中と朝晩の温度差があるところで育ったお米が、おいしいと言われるからなんです。
この場所は、白山から朝晩に吹いてくる風が冷たく、日中は他の地域と同じ気温まで上昇します。もう少し松任の方まで行くと、山からの風が届かないので、やっぱりこの場所は、米作りの環境に恵まれていますね。
それから土にも気をつけています。化学肥料を使わずに有機肥料でもみ殼をたい肥に土へ還すことで、病害虫の発生を抑えるいい土ができあがります。有機肥料を使いはじめて最初はなかなか上手くいかなかったけれど、ここ数年は防除をしなくても病害虫に悩まされたことはありません。
有機肥料で作りあげた土を使用したお米は、健康に育ってくれるので虫に喰われにくいですし、味にも甘みがでてきます。
また、検査で一等米(※)のいいお米と言っていただいてます。

※一等米・・・穀物検査定協会・食糧事務所などで検査官の計測によって一等、二等、三等、規格外を決定します。
 その中で最も優秀な等級が“一等米”です。

■食の安全についてなにか取り組んでいる事はありますか?

農薬を100%使わないわけではなく、規定を守って、規定より低い回数で農薬を使用しています。
今年から温湯消毒という方法で、種もみの消毒をはじめました。60度のお湯で種もみを消毒して殺菌し、稲が病気になるのを防ぎます。普通は農薬を使いますが、いろいろな消毒のやり方があって、社会的に認められているのは温湯消毒ですね。去年までは米酢で消毒をしていました。米酢でも消毒効果が有り、殺菌できていたのですが、一般的な消毒方法として認められていないので・・・一般的な方法に変更しました。一般的に認められている方法でなければ、安心・安全なお米作りを『やってます!』といえないですからね。

■自分の作ったお米はここが違う!そう自慢できるところはどこですか?

牛糞メインのたい肥はどこの農家さんも使用していますが、鶏糞の肥料を他の農家より3~4倍多くいれているのは、自分のところだけじゃないかな?と思います。鶏糞はカルシウムが多く、微生物を増やし、稲に栄養分を吸収させ、元気に育ててくれます。そうやって元気に育ったお米は、味も違うし甘みが強くなります。精米したお米を水に浸けて、どれだけ日持ちするか実験をしてみたことがあります。他のお米は1週間くらいで黒くなってしまったけれど、自分たちが作ったお米は2、3週間大丈夫でした。理由はわからないのですが、お米が元気だから日持ちもするのかな・・・?
あと、他の農家さんは有機肥料何%とか、お米にランクを付けて金額を設定していますが、自分たちのお米はみんな平等です。平等にみんなにおいしいお米を食べていただきたいので、作り方も金額もあえてランク付けしていません。・・・ただ経営の事を考えるともう少し高くしてもいいかな?って思いますけどね。

■環境について取り組んでいる事があったら教えてください。

エコ農産物の認定を受けました。
これからも、地域に役立つようなことや環境に優しいことをどんどんやって行きたいですね。
植物と対面すると、最近の気象の変化が手に取るようにわかります。一番環境に悪くない(やさしい)事をしている産業だけど、もっともっとエコにならなきゃと思いますね。
今の肥料形態だけじゃなく、昔からの技術に加えて新しい技術を取り入れて、どうやったら美味しいお米ができるか、どうやったら人にも環境にも優しい米作りができるかを模索しながら米作りをしていきます。

■これだけはいいたい!ということはありますか?

近所の農家さんたちとも仲良くさせていただいていますし、ウチの従業員はお人よしばかりなので、頼まれごとが断れないですね。近所のおばあちゃんの家庭菜園を手伝ったりして、できた野菜をたくさんいただいたり・・・これからもずっと、人と人とのつながりやふれあいを大事にしていきたいです。それから、若い従業員が多いので、これから僕たちが農業を盛りあげていくんだ!という思いが強いですね。できるだけ多くの地元の人に、自分達が大事に育てたお米を食べていただきたいです!

農事組合法人北辰農産
石川県白山市行町130
TEL:076-273-4740
URL:http://www.hokushin-nousan.com/

有限会社くらた農産 代表倉田久信さん

「おいしいもの」「安心・安全なもの」を作りたいと強く願いながら作る事が大切。毎日そればかり考えながら作っています。

■芝寿しにおさめていただいているお米をつくるときに気をつけている事やこだわっている事はどんな事ですか?

田植えの時に除草剤・箱施剤を1回のみ使用しています。それ以外、田植えをしてからの農薬は使用していません。種もみの消毒も今では温湯消毒に切り替えて、99.4%有機肥料で栽培しています。
あとは、「いいもの」「おいしいもの」「安心・安全なもの」を作りたいと強く願いながら作るのが大切だと考えてます。
そのために毎日、いいものはどうやったらできるか?おいしいものはどうやったらできるか?安心・安全なものを作るにはどうしたらいいか?そればかり考えながら作っていますね。

■有機肥料・減農薬と化学肥料・農薬を比べたときに稲の成長過程やお米の味に何か違いはありますか?

お客様には、毎年新米を買っていただきますが、私たち農家は去年の余ったお米を食べています。私たちが作ったお米は、1年経っても甘くて美味しく食べられます。やっぱり有機肥料で栽培しているからでしょうね。
また、農薬を使用すると、田んぼの中の大事な虫まで死んでしまうので、有機肥料にこだわって作っています。化学肥料は急に効果が現れて、稲に負担がかかってしまうんですよ。だから、逆に虫に喰われたり、病気になってしまうんですね。それに比べると有機肥料はゆっくりと稲に作用するので、稲に負担がかからないのが特徴です。

■このお仕事に携わっていてよかったと感じるときはどんなときですか?

自分が納得できるお米ができて、「おいしい」とお客様に褒めていただいたときに、やっていてよかったなと思います。
どんなに自分が納得していても、自分のお米を自分で評価する事は難しいので、食べた人が「よかった!」「おいしい!」と言ってくれることがなにより嬉しいし、もっともっと、お客様に喜んでいただけるようなお米を作っていきたいですね。

■これだけはいいたい!ということはありますか?

おいしいというのは大前提だけれど、安心してお客様に食べていただけるような、安全なお米を作り続けたいし、これからも続けたいです。できる限り農薬や化学肥料は使いたくないので、100%使わなくていい方法があるのならばどんどん切り替えていって、今以上に安心してお客様に食べていただけるようなお米を作っていきたい。物価が高騰している中で、お客様にいい評価をいただき、価格を安定させ、お客様に喜んでいただけるようなお米を作っていけるように、努力していきます。

有限会社 くらた農産
石川県白山市乙丸町5
TEL:076-275-1715

 
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